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実績紹介
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瀬戸内海の離島の所在混乱建物を登記する

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内容

瀬戸内海の島での未登記建物の表題登記

瀬戸内海にある島にて、未登記建物の表題登記を受託しました。

この場所はフェリーも出ておらず、漁船に乗って現地調査を行いました。

未登記建物と所在地番の問題

この未登記建物は固定資産税上では課税物件として特定されていましたが、所在地番が課税上と異なっていることが判明しました。

実際の所在地番と、課税上で表示される地番や登記されている地番が違うことは、特に地籍調査が未実施の地区ではよく見受けられる問題です。

今回の案件では、島内の建物のほぼすべてに同じ家屋番号が振られていたため、事態がより一層混乱しました。

現地調査とデータ解析のプロセス

この案件の主題は、未登記建物がどの土地の中に存在しているかを正確に特定することでした。

現地調査では、建物の外寸と内部を調査し、その後ドローンで建物周囲の1km四方を撮影しました。

撮影したデータを事務所に持ち帰り、オルソ画像を生成してCADソフトに取り込みました。

筆界資料との照合

現場付近の土地の筆界資料としては、坂出市保管の官民境界の断面図と法務局備付の地積測量図がありました。

地積測量図は座標管理ではなく三斜図面でしたが、オルソ画像との照合により現地の筆界位置の特定が大幅に前進しました。

また、坂出市の資産課税課で地籍図を閲覧し、特定した建物位置が記録と一致していることを確認しました。

表題登記の申請

今回の未登記建物の原始所有者が申請人の父であったため、相続関係を証明する書類を添付して申請しました。

約2週間ほどで表題登記が無事完了しました。

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